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趣味・特技:泣くこと [マンガのこととか]

もはや履歴書に書けそうないきおい。何だってこんなに涙腺弱いんだ。ただ感動屋さんなだけじゃなくて、人が泣いてるの見ると泣いちゃうってのもあるのね。だからテレビ観てるとしょっちゅううるうるしてしまうのです。エピソードそのものがさほど感動的でなくても、映ってる人が涙ぐんでたりすると、こっちまで涙あふれてくるのです。でも自分のことではあんまり泣かないんだけどね。悔しいとか悲しいとか。だから、ある意味その分ほかでいっぱい涙流して、気持ちを清算してるのかもしれないけど。


そんな、趣味・特技:泣くこと、な私が特に得意なのが・・・『谷川史子で泣く!』であります。谷川史子さんというのは漫画家さんのお名前。この方の描くマンガがもう!ゆうさんのツボ中のツボ!!たぶん全巻必ず泣ける。そのくらい涙腺にジャストフィットな珠玉の作品が目白押しなのです。


少し脱線して・・・。私は親がちょっぴり厳しかったのもあって、子どものころにマンガを読むという習慣はほとんどありませんでした。まず買わないから。小学生にもなれば女の子はりぼんとかなかよしとか、ちょっと大きくなると花とゆめとか少女コミックとか。買うじゃないですか。私、ああいう月刊漫画誌とか買ったことないんです。買ってもらったこともない。週刊誌も同じく。初めて自分でマンガを買ったのはたしか小学5年生の時。佐々木倫子の『動物のお医者さん』でした。1年以上かけて集めた気がする・・・。これは未だに取ってあります。そのあと羅川真里茂の『赤ちゃんと僕』にハマって。これが6年生。それからは割と普通に買うようになりましたが。


閑話休題。おととい発売された新作コミックを発売日にゲット。『手紙』という作品で、表題作含む3話オムニバス+エッセーマンガ1本。で、もうこれがまた。号ッッ泣!!でした。昼間に母のいる居間で読んだ時はさすがにそんなに思いっきり泣けなかったんだけど、夜中改めてベッドの中で読みましたら。しゃくり上げちゃって息できないっつーくらいに泣きました。変態か!いやもうツボすぎてツボすぎてうわああぁぁっぁああんっ


表題作の『手紙』はそうでもなかったんだけど、『ソラミミハミング』と『河を渡る、きみと歩く』が・・・。だ、だめだ・・・。前者はとにかく切なすぎて号泣。後者は、ぶっちゃけ妊娠ネタ(ネタ言うな)激弱なので、もうもうもう。。何でだろうー何でこんなに弱いんだ。割と何でも、妊娠の絡む話は無条件に胸に響くというか。いやそれにしてもストーリーが良いったらない!どの話も、核心に触れる前にわざと読者に『もしかして・・・?』って気付かせるチラ見せ効果があって。それがまた超うまくて!!ああもう谷川先生天才ですっ!


谷川さんはストーリーだけじゃなく絵もまた良しで。初期の頃と比べると絵の変化は確かに結構あるんだけど、どの時代も無駄のない素敵な絵なのですよ。ギャグ絵(ギャグ展開)とシリアルの絶妙な共存もまた見事。りぼん卒業?後、掲載紙に合わせてってのもあるんでしょうが、近年ますます絵がすっきりしていってる感じ。特に最近出た『おひとり様物語』なんて、漫画家というよりむしろイラストレーターさんの絵みたいっていうんですかね。それがまたすっごい良いわけで。


最近買った中では『草の上星の下』(もちろん谷川作品)もかなりの号泣コミックでした。これは4話オムニバスで、きっちり全話泣けます。特に最後に収録の『春が来たなら』かなぁやっぱり。すこーし自分と重ね合わせてみたりして。まぁとにかく今回の『手紙』が谷川作品で一番泣いた1冊となりました。翌朝見事なお岩さん(両目)で我ながらドン引き。仕方ないからお岩さん状態で仕事に行きましたけどさ!


旧ブログ『のりまき。』でも谷川作品についてエントリーしてたので、ついでに載せておきます。
**2007年7月15日** **2007年7月17日** **2007年7月19日**

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